澤口:
会社の人事制度や社内規定の策定、新卒の採用・研修の企画運営などで実務責任者を務めています。
千葉:
私は、新卒採用や新人教育を中心に行っており、研修の講師も担当しています。採用した社員をゼロから指導・育成することがメインの仕事で、今年で担当歴約7年(2022 年時点)を迎えました。可能な限り社員との距離が近い状態でいられるよう意識しています。昔は「みんなのお兄ちゃん」のようなポジションを意識していましたが、今ではすっかりお父さん目線ですね(笑)。
澤口:
千葉さんが人事・採用担当になられるまでは、一人ですべての業務を担当していました。自分も最初は「みんなのお兄ちゃん」のような目線で若手社員と接していましたが、 今ではすっかり千葉さんにお任せしています。「みんなのお兄ちゃん」というポジションが必要だと思ったきっかけは、自分自身が営業業務の経験をして、営業の大変さや仕 事で求められることの高度さを知っていたからです。営業として働く社員の大変さがわかっていたからこそ、社会人として自立していく社員に対し、入社後のサポートもしっ かりできる存在になりたいと考えました。
千葉:
私は、人事・採用に配属されるまでは営業として頑張っていたんです。自分としては、このままずっと営業として頑張っていくものと思っていたのですが…。澤口さんの異動に伴い、澤口さんに推薦されて今に至ります。
澤口:
千葉さんを推薦した理由は、営業の目線で後輩のことを心配し、親身になって教えることができる人として適任だと考えたからです。一緒に働いた経験をもとに、人事採用・ 教育研修をしっかり任せられると確信できた千葉さんを推薦しました。
澤口:
採用担当という仕事は、学生の人生を決める大事な仕事だと思っています。会社の魅力を伝え、その魅力に惹かれた学生さんが当社を受験してくれます。そう思うと、学生さ んに対して適当なことは決して言えません。入社前後のギャップが強ければ強いほど早期退職に繋がってしまいますし、そうなってしまったら責任重大です。学生さんとお会いしているときは、本当に当社に合うのかどうか、当社で活躍していただけそうなのかを考え、その学生さんの5年後 10年後を想像しながらお話するようにしています。
千葉:
私も澤口さんとほぼ同じ目線で採用活動をしていますね。当社の採用活動は私たち2名で行っていますので、日頃から目線合わせはしっかりできていると思います。目の前の学生さんが将来活躍する姿を想像をするときは、既に当社で活躍している社員を具体的に思い描き、「この人は○○さんと似た雰囲気を感じるので活躍してくれ るかな?」などと考えています。
澤口:
二人とも、自分たちが一人の人間の人生にとって大きな選択肢を提示する立場であることを深く理解していますので、責任を持って取り組んでいます。
澤口:
私が入社した頃は、配属前に 2か月の研修がありました。しかし私が教育担当になりたての頃には、入社後即配属で、店舗でのOJT教育が基本に変化していました。経験上、 仕事をしていくうえで必要な知識を学んでから現場に出るほうが良いのではないかと考えていましたので、仕組みを変えるために努力しました。まったくのゼロ知識の状態でいきなり実践がスタートするよりは、事前に基礎知識を身に着けている方が、仕事に対する理解も早くなると考えたからです。かつて自分が経験したように、配属前に基本知識を身に着けてから実践に臨むほうが、結果的に成長も早く、同期や先輩との繋がりも感じやすくなるはず。新しく入社した社員も同じ経験をしてもらえるよう、制度を整えるために尽力してきました。
千葉:
新人教育は、スポーツに例えると、道具の使い方やボールの扱い方などの基礎を教えることに近いと思います。基礎練習をしっかりして積んでもらうことで、本番の試合で戦えるようになってもらいたいと思いながら取り組んでいます。
澤口:
まずは土台がなければ柱も立たないですからね。入社時研修で土台をしっかり作ってあげたいという想いがあります。
千葉:
そうですね、プロのスポーツ選手でも、活躍している選手ほど練習はしっかりしていますよね。それと通じるものがあると思っています。
澤口:
1位)採用した社員から、今でも「澤口さん」と呼んでもらえること
2位)新入社員研修のときに、新入社員全員からの寄せ書きをもらったこと
3位)採用した学生の結婚式に呼ばれたこと
2位)新入社員研修のときに、新入社員全員からの寄せ書きをもらったこと
3位)採用した学生の結婚式に呼ばれたこと
千葉:
1位はとても共感します。当社では誰かの名前を呼ぶときに、役職名をつける場面と、親しみをこめてあえて「さん」づけで呼ぶ場面の2つがあり、それぞれメリハリをつけ ているのですが、入社当時から変わらず「さん」づけで呼んでくれると、今でも変わらず親しみを持ってもらえている気がして嬉しいですね。
澤口:
お互いに良い距離感を保ちながらコミュニケーションがとれる環境づくりを進めているなかで、「さん」づけで呼んでもらえると嬉しいですよね。
千葉:
私はベスト2で考えました。
1位)自分が採用した学生が活躍してくれていること
2位)困ったときに連絡をくれること
1位はダントツですね! やっぱり、自分が採用した学生がキラキラ輝きながら活躍してくれると嬉しいじゃないですか。
1位)自分が採用した学生が活躍してくれていること
2位)困ったときに連絡をくれること
1位はダントツですね! やっぱり、自分が採用した学生がキラキラ輝きながら活躍してくれると嬉しいじゃないですか。
澤口:
自分がスカウトしてきた選手が、ホームランを打ったりレギュラーになったりしてくれたら嬉しいよね。それと同じような感覚です。
澤口:
人事制度や社内制度を策定する立場の話なので少し想像しにくいかもしれませんが、あえて1位を上げるとしたらこれですね。
1位)人事制度や報酬制度などが変わったときの、社員への理解浸透
それまでなじんでいたルールが変わったことに対応するだけでも大変なのに、変更された内容が自分のなかで納得しにくい場合、どうしても不満が生まれます。そういうときは、とにかく制度変更の意図を理解してもらえるように努めます
1位)人事制度や報酬制度などが変わったときの、社員への理解浸透
それまでなじんでいたルールが変わったことに対応するだけでも大変なのに、変更された内容が自分のなかで納得しにくい場合、どうしても不満が生まれます。そういうときは、とにかく制度変更の意図を理解してもらえるように努めます
千葉:
そうですね、私も同じ意見です。普段から社員と近い距離に居られるよう意識しているせいか、直接的な上司にはなかなか言いにくいようなことをポロっと言ってくれたりします。それは私の立場からすれば非常にありがたいことなので、しっかりケアするようにしています。
澤口:
会社が変化しようとしている方向性について、なんとか理解してもらおうと試みているのですが、人によって捉え方や価値観が違うのでパワーを使いますね…。コロナ禍以前は、反省会と称し二人でちょっぴり飲みに行ったりして、お互いを励まし合いながら頑張っていました(笑)。
澤口:
私たち二人は、もとは営業として入社していますので、お客様に感謝されたときの喜びややりがいを知っています。千葉さんは営業歴 12年だったかな? 営業時代で何か印象に残っているエピソードはある?
千葉:
そうです、12年間営業担当をしていました(2021年 12月時点)。営業時代に嬉しかったことは…初めて接客したお客様から、その日のうちにご契約を頂いたときの感動と喜びは今でも忘れられないですね。
澤口:
感激したエピソードはいつまでも記憶に残っているものだよね。私は、交通事故に遭われた方からご連絡頂き、修理する選択肢があったにも関わらず車をご購入頂いたことを今でもはっきり覚えています。その方は他社の車をご利用だったこともあり、自分としては交通事故の処理対応をしていただけで、車を販売しようとは思っていなかったんです。事故を起こされた直後だったので、落ち着いてお話ができるように、「相手の方にケガはありませんか?」「警察には連絡しましたか?」「おケガがなくて良かったです ね」などと慎重に声をかけながら手続きを進めていきました。お話が進むうちに、修理でも十分対応できる範囲だったにも関わらず、ぜひ車を購入したいとおっしゃってくださって…。今思うと、不安や困惑でいっぱいだった事故直後、的確・誠実にご対応させて頂いたことで信頼度が増し、車のご購入に繋がったのかもしれませんね。
千葉:
営業時代は、お客様から頂く感謝の言葉や行動が何より嬉しいことですよね。 採用・人事担当としては、ベスト3とも重複しますが、やはり、自分が採用した学生さんが活躍してくれたときが一番嬉しいです。
澤口:
その通りだね。すべての採用・人事担当に共通する最高の瞬間だと思います。
澤口:
頑張ったら頑張った分、評価をしてもらえることですね。その土台があるからこそ、しっかりと目標を立て、目標達成に向けて努力できる先輩が多数在籍しているのだと思い ます。この点は間違いなくトヨタカローラ岩手の良いところだと感じます。
千葉:
私も同感です。特に営業担当の場合、評価が報酬に直結するため、働くモチベーションを高めやすいというのもポイントだと思います。
澤口:
業界に先駆けてシステム環境の整備に力を入れている点も、すごいところのひとつかもしれません。例えば、電子カルテを導入してお客様に車の診断結果をわかりやすく伝える取り組みや、顧客情報管理システムを活用してメンテナンス・アドバイスなどの付加価値提案を実現していることなどです。
千葉:
社会貢献活動も定期的に実施しています。例えば、大型展示会イベントを開催したときに得た売り上げの一部を災害基金に寄付しているのですが、この取り組みは、地域の皆様への貢献活動の一環として捉えています。
澤口:
人と関わる仕事、お客様と長くおつきあいする仕事、お客様のカーライフをサポートする仕事。それが私たちの仕事です。自分の成長のために努力することが好きで、なんでも楽しみながら挑戦できる人なら間違いなく活躍できると思います。ぜひ一緒に頑張りましょう。
千葉:
岩手県においては、車は必要不可欠な存在です。車を通して地域の方々と関係性や繋がりを築ける素敵な仕事だと思います。大変なこともありますが、そのぶんやりがいや自分の成長を実感しやすい環境だと思います。報酬制度もしっかりしているので、自分の可能性に挑戦してみたい方にはぜひ検討して頂きたいと思います。